361話 2人と学園へ
361話 2人と学園へ
その後すぐにマーベルドの屋敷に転移した
ベル「二人とも準備できてる?」
ミラ「できてるよ!」
ヘングル「できてる!」
ベル「よし!ウリエル、馬車の準備は?」
ウリエル「できていますよ」
ベル「ありがとう」
ウリエル「1ついいですか?」
ベル「何かあった?」
ウリエル「いえ、ただ頭にかわいらしい髪飾りがついていたので気になりまして」
ウリエルは自分の頭の左側を指さしながらそう言った
ベル「あ、これね。これは魔力が多すぎて制御できずに漏れてきたから、魔力を吸収する為につけてるよ」
ウリエル「日に日に増えているのはなんとなくわかっていましたがついに溢れましたか」
ベル「うん、まさかあふれるとわね」
ウリエル「ベル様の魔力が漏れてなにもおきなかったのが救いですね」
ベル「確かに」
ミラ「ベルお兄ちゃん、早く行こうよ!」
ミラくんはベルの服をチョンチョン引っ張ってそう言った
ベル「あ、ごめんね。行こっか、じゃあ行ってくるね」
ウリエル「待たせてしまいましたね、改めて行ってらっしゃいませ」ペコ
ベル達は馬車に乗り込み、学園へ出発した
ミラ「ねぇねぇ、昨日僕達が帰ったあとは何の授業があったの?」
ヘングル「俺も気になる」
ベル「2人のクラスの5限目は魔法だったと思うよ」
ミラ「えぇ!魔法の授業楽しみだったのに」ショボン
ヘングル「楽しみだったのに」シュン
ベル「寝ちゃったから仕方ないね」
ミラ「だってお腹いっぱいになったら眠くなっちゃうんだもん」
ヘングル「ご飯食べると眠くなるもん」
ベル「それはみんな一緒だよ、誰でもご飯を食べたら眠くなるの」
ミラ「じゃあどうしてみんな起きてられるの?」
ヘングル「みんなも眠くなるのにどうやって起きてるの?」
ベル「ご飯食べた後もやりたい事があるから頑張って起きてるんだよ」
ミラ「魔法使ってみたかったから昨日も頑張ったよ?でも寝ちゃった」
ヘングル「頑張っても寝ちゃう」
ベル(まぁこの眠くなるのはこの2人の体質なんだけどね)
ピクシー《これは大罪の能力が体質として変換された物なので、マスターでも簡単には治せませんよ?》
ベル《だよね、確かこれって食べたものを素早く魔力に変換するために寝るんだよね?》
ピクシー《はい、元々はご飯を食べ終わったあと直ぐに睡眠状態に入り、約10分程で食べたものを魔力に変換するものでしたね》
ベル《大罪スキルの大元を引っこ抜いたからバグったみたいな感じ?》
ピクシー《ですね、元々10分程だったものが今では数時間かかっていますからそれしかありません》
ベル《…治せると思う?》
ピクシー《可能ではあります、ただ少々めんどくさいだけですよ》
ベル《治せるなら治してあげたいよね、やり方は?》
ピクシー《まずミラくんとヘングルくんに備わる体質を確認し、その後に食べた物を魔力に変換するデータを変更する感じです》
ベル《なるほどね、確かにめんどくさい》
ピクシー《はい、ですが一応反転を使って無理やり治すこともできます》
ベル《反転かぁ、それもいいけど反転使って安全?》
ピクシー《マスターが自ら処置をするのと反転を使ってやるのを比べると反転の方が少しだけ危険度は上がりますね》
ベル《一応聞くけど反転は何が危険?》
ピクシー《特定の症状を改善して、さらに他にも変化する可能性があります》
ベル《予想より効果が強く出るみたいな感じ?》
ピクシー《はい、例えると少し前に作った改善前の即死玉のようになるかもしれませんね》
ベル《じゃあ反転はやめた方がいいか》
ピクシー《少しでも安全に行うのであれば》
ベル《反転が使えるなら今やろうかと思ってたけど、使えないなら2人がご飯食べて寝て、2人を連れて帰って寝てる間に治してあげよ》
「じゃあ今日帰ったら2人が眠くなる原因見てみるから今日は我慢してね」
ミラ「それだと魔法の授業受けられないじゃん!」
ヘングル「魔法が覚えられない」
ベル「ちなみに今日の魔法の授業は2限目にあったりね」
ミラ「そうなの!?やった!」
ヘングル「魔法楽しみ」ワクワク
その後もミラくん達と話しながら学園へ向かった