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384話 2人の治療②

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384話 2人の治療②

気づいた時にはいつもの倍の長さになってました

数十分確認したあと、予想より時間がかかることがわかったため、ピクシーはベルに時間停止をするように言って時間停止を発動した。その後ピクシーは約4日間休みなくミラくんとヘングルくんの体を確認していった

ピクシー《お待たせしました》

ベル《長かったね》

ピクシー《私が予想していた以上に時間がかかりました》

ベル《みたいだね、それで確認してどうだった?》

ピクシー《今のミラくんとヘングルくんの体のメルちゃん達の体との違いを確認しましたが、魔力への変換率だけがおかしくなっているようです》

ベル《2人以外のみんなも確認してくれたの?》

ベルは驚いたように答えた

ピクシー《はい、お2人の体のおかしな部分を確認するためのデータがなかったので残りの5人から確認ついでにデータを貰いました》

ベル《じゃあ2人以外は大丈夫なの?》

ピクシー《はい、ただ元大罪ということもあり、普通の人間と比べると数値が10倍ほど違う箇所もありましたね》

ベル《それ大丈夫なの?》

ピクシー《大丈夫じゃなければ確認の段階で既に伝えていますよ》

ベル《なら大丈夫なんだ》

ピクシー《はい》

ベル《一応聞くけど普通の人と比べるとどこが違うの?》

ピクシー《まず体の成長速度や髪や爪の伸びるスピードが普通の人と比べると倍くらいになっていましたね》

ベル《そうなんだ、でも悪影響はない?》

ピクシー《はい、神が保護していた段階で最適化が入り、その段階で悪影響が排除されています》

ベル《なるほど、じゃあ他には?》

ピクシー《悪影響はありませんが、少し影響がありそうなのは視覚と嗅覚と聴覚と味覚が普通の人より感じやすいですね》

ベル《触覚はないの?》

ピクシー《触覚に関しては誤差程度でしか変わっていませんよ》

ベル《ということはその4つが分かりやすく変わってるってことね、どんな感じ?》

ピクシー《まず視覚は普通の人が1.5や2.0だとすると7人全員が30.0ほどになっていると思われます、それから色が普通の人より鮮やかに見えるようになってますね》

ベル《視力は慣れればなんとかなるし、色に関しては特に問題ないかな?》

ピクシー《はい、そしてこの目は暗い場所も見えるようになり、光を目に当てると猫のように光りますよ》

ベル《へぇ〜…それはまだ見たことないね。じゃあ猫とかの目にある反射板みたいなやつが付いてるってこと?》

ピクシー《タペタムですね》

ベル《そうそれ、それが付いてるの?》

ピクシー《付いてますね、そのため暗い場所も見えるようになってます》

ベル《なるほどね、でもそれ付ける意味あった?》

ピクシー《タペタムが付いている理由は不明ですが、可能性があるとすればヒナちゃんの目には生まれた時から付いてるため、最適化の際にその目がコピーされたかもしれませんね》

ベル《ヒナちゃんは猫の獣人だから猫の特徴を持ってるのか、それはあるかもね。じゃあ目に関しては他にある?》

ピクシー《ありますよ、この世界ではレイスなどの魔物になっていますが、地球の場合は幽霊などが見えると思います》

ベル《そこは問題なし、じゃあ幽霊じゃないけど精霊とかは見えないの?》

ピクシー《目が魔力眼になっているので見えますよ》

{魔力眼とは魔力を見ることができる特殊な眼のこと、簡単に言うと魔眼の1種}

ベル《魔力眼か、魔法使うなら便利ではあるね。じゃあ違うのお願い》

ピクシー《わかりました、お次は嗅覚ですね。嗅覚は普通の人より鼻が良くなります》

ベル《それだけ?》

ピクシー《はい、ですが鼻が良くなるということは嫌な臭いも強くなるということですよ?》

ベル《確かに……それは大変だね。じゃあどれくらい高いの?》

ピクシー《普通の人と比べると1.5倍くらいですね》

ベル《そのくらいならそのままでいいかな、もし5倍とか10倍なら治してたね》

ピクシー《そうなりますね》

ベル《一応聞くけど治さなくても大丈夫だよね?》

ピクシー《普通の人でも極極稀に同じくらいの人もいるので大丈夫でしょう》

ベル《ならいいや、次お願い》

ピクシー《わかりました、お次の聴覚は耳が良くなり、絶対音感を持ってます。そして普通の人には聞こえない音が聞こえるようになりします》

ベル《絶対音感って耳なの?》

ピクシー《違いますよ、絶対音感は聞いた音を記憶に存在する音階に瞬時に当てはめることができるものですね。音関連だったため一緒に説明しました》

ベル《なるほどね、じゃあ聞こえない音はやばそう?》

ピクシー《この世界では特に問題は無いでしょう、治療は不要ですね》

ベル《そう、なら次お願い》

ピクシー《わかりました、最後は味覚ですね。味覚は通常より味を感じやすくなっていますね》

ベル《なるほど……ならさ、プリン作った時にメルちゃんとキラちゃんがいたチームは少し失敗しちゃってたけど、めっちゃ苦かったってこと?》

ピクシー《あの時の2人の表情を見るとそうなりますね》

ピクシーは記憶を遡り、2人の表情を見て答えた

ベル《あの時はそんなこと知らなかったから悪いことしちゃったね》

ピクシー《これから気をつけれ良いでしょう》

ベル《そうするよ。じゃあ味覚も味を感じやすくなってるけど、どうなの?》

ピクシー《味は感じやすいですが、治すレベルではありませんね》

ベル《そう、なら五感以外のも教えて?》

ピクシー《わかりました》

メルちゃん達の体と普通の人との違いを聞いていった