411話 遊び感覚の訓練③
411話 遊び感覚の訓練③
生徒達全員が指定の場所に着いたようだ
ベル『声拡散』
「制限時間は30分、自分にょポイントは左手首につけたもので確認してにぇ」
『全員にょ手首にポイントバンドを装備』
『的役にょ子に避けた距離で得点が入るように 付与』
『的役にょ子に的を 付与』
『狙う子に攻撃が着弾した場所にょ得点が入るように 付与』
全て同時に現れ、生徒達が確認した
ベル「確認できたかにゃ、じゃあ始めるよ」
全員集中し始めた
ベル「スタート!」
合図とともに的役の子は前方へ移動を始め、狙う方も合図と同時に魔法が放たれた
開始から約10分後
エクリスト「フッ……余裕だな」
そう言うエクリストは狙う側から約10m程離れた場所で飛んでくる魔法や矢を簡単に避けていた
{狙う側か約10mのところが2番目にポイントが高い場所だよ、1番ポイントが高いのは狙う側から5mの位置だよ}
エクリスト「どうした!当ててみろよ!」
そう言って挑発をしつつ、しっかり飛んでくる魔法などを全て綺麗の避けていた
ベル『声拡散』
「マロちゃん、そにょ1番前にいる調子にょってるやつにでかいにょお見舞してあげて」
ベルがそういうと
マロ「そんなことしたら直ぐに魔力切れちゃうから無理」
マロちゃんはほぼ無表情でそう言った
ベル「今は大丈夫だよ、こにょゲーム中は全員に魔力回復がかかってるから魔力はきれにゃいよ」
マロ「そうなの?じゃあちょっと本気出す」
そう言ってマロは手に持った杖を空に掲げ、詠唱を始めた
ベル「あ、これはやばいわ。本気出しすぎでしょ」
もちろんこの声は声拡散の魔法がかかっているため生徒達全員の耳に届き、何が起こっているのかはまだ生徒達はわかっていないが、ベルのその声に驚いていた
ベル「えぇ〜……今から約10秒後に結構やばめにょ魔法が空から降ってきます、的役にょ子達は頭上に十分注意して避けてください」
その声とともにマロちゃん以外の生徒全員が空を見上げた
そこから宣言通り10秒後
エクリスト「こんなの避けれるかぁ!」
空を見上げていた生徒達はベルの言っていたヤバいの意味を理解して慌てていた
ドン!ドン!ドン!
ドン!ドン!
ドン!ドン!ドン!
ドン!
ドーン!
空から直径約5mほどある隕石が9個フィールドのあちこちに降ってきて、最後に直径約10mほどある大きな隕石が真ん中辺りに落下した
ベル「みんにゃ生きてるかー」
そう問いかけると
エクリスト「死んでます」
ミミカ「マ、マロちゃん怖い」
ビトラ「死んだかと思った」
カリス「死にました」
的役の子達は一部を除いて死にかけたようだ
ベル「…見た感じみんにゃ生きてるにぇ、それから的役にょ子達は早く動かないと狙われるよ」
エクリスト「…っ!やば!」
狙う側の子達は1番ポイントを稼いでいたエクリストに集中攻撃を始めていた
ベル(魔法にょ実力がすごいにょは知ってたけどここまでとは想定外、マロちゃんは魔力さえあれば相当化けるにぇ)
「マロちゃんはあにょ隕石何とかしてにぇ」
マロ「隠れられるからやろうとしてるんだけどできないんです」
真剣な表情でそう答えた
ベル「隕石に込められた魔力を拡散させることできにゃい?」
マロ「……そんなことできるんですか?」
ベル「ちっちゃいもにょにゃら数分で勝手に魔力が拡散して消えるんだけど、こういうおっきいものょを魔法で生み出した場合は発動者のょ意思で魔力を拡散させられるにょ、じゃにゃいと消えるまで時間がかかるからにぇ」
マロ「この魔法初めて使ったのでやり方が分かりません」
ベル(初めて!?)
「初めてでよくここまで狙えたにぇ」
マロ「頑張りました、でも予定より1個少ないんですよね」
ベル「予定より少にゃい?」
マロ「うん、本当は小さい方が10個と大きいの1つだったんだけど、1つどっか行った」
マロちゃんはベルと話しながら魔法で的役の子を狙っていた
ベル(……確かに魔力反応は全部で11個あったよにぇ、1個どこいった?)
「こにょにゃかにゃら落としてもいいけど、他にょところに落としたらやばいよ?」
マロ「ごめんなさい」ペコ
少し立ちどまり、頭を下げていた
ベル「……とりあえず今ある10個は先生がにゃとかするにぇ」
『フィールドにょ隕石をにゃかったことに 反転』パチン
ベルの指パッチンと共に、フィールドに落下していた隕石が跡形なく消滅した
ベル「じゃあ時間ににゃるまでみんにゃは続けておいてにぇ、先生はマロちゃんにょ隕石あと1つ探してくるよ」
そう言ってベルはジャンプして高さ約100m程の場所に足場を作って止まった
ベル《あと1つどこいったにょ?確実にあったよにぇ?》
ピクシー《マスターから見て後ろをご覧下さい》
ベル《後ろ?》
そう言って振り向くと
ベル《あ、あった》
行方不明になっていた隕石は王都の北東側の外壁の上側約20m程を破壊し、王都から少し離れた場所に落下していた
{マーベルド王国王都の外壁は全て50mで統一されているよ}
ベル《これは怒られるにゃぁ》
ピクシー《マスターがしっかり見ておかないからですよ?》
ベル《そうだけど、まさかこんにゃ魔法使うと思わにゃいじゃん?》
ピクシー《それもそうですね、テレス様方ならまだしも、普通の人がこれほどの魔法を使うことができるのは私も少し驚きです》
ベル《うん、とりあえず取りに行こ》
『隕石の下に 転移』
落下した隕石の真横に転移した
ベル《さて、どうしたものか》
ピクシー《マロ様が攻撃するために放った魔法なので学園の訓練所へ返しては?》
ベル《勝手にどっか行ったとはいえ、せっかく作られたから勿体にゃいよにぇ。返しますか》
ピクシー《一応マロ様の制御を外れているので自動消滅以外では消えることはありません》
ベル《離れすぎか……まぁそれもそうか、ここから学園まで5キロくらい離れてるし》
ピクシー《はい、超高位の魔法使いならまだしも、学生の身でここまで繋がっていれば凄いです》
ベル《だにぇ、じゃあ返しますか。簡単に投げ返したらいい?》
ピクシー《ピンポイントにコントロールできるならそれでもいいかと》
ベル《コントロールはスキル任せにぇ》
「…よいしょっと」
ベルはそう言って隕石を持ち上げた
ベル『軌道補正 落下地点設定 学園の訓練所の真ん中』
「行ってこい!」
勢いよく投げられた隕石は真っ直ぐ訓練所の方へ飛んで行った