431話 子供達に魔法を教える⑤
431話 子供達に魔法を教える⑤
子供達に本格的に魔法を教え始めた
ベル「まずはアヤちゃん、手を出して…炎よ、この手に集まれ、ファイアーボールって唱えてみて」
アヤ「魔力操作はいるの?」
ベル「とりあえず詠唱だけしてみて」
アヤ「わかった」
『炎よ、この手に集まれ、ファイアーボール』
アヤちゃんがそう唱えると手の上に直径10cmくらいのファイアーボールが出てきた
その後ろで見ていた子供達もはしゃいでいた
アヤ「できた!できたよ!」
ベル「おめでとう」
アヤ「やった!」
とても喜んでいた
ベル「それは」
『的 作成』
ベルは誰もいない方に的を設置した
ベル「あの的を狙って飛ばしてみて」
アヤ「飛ばす?」
ベル「こんな感じで投げるようなイメージで」
ベルの手にあったファイアーボールを的の方に投げるようにして飛ばした
{このファイアーボールは安全のためにほぼダメージなし}
アヤ「やってみる……えい!」
アヤちゃんは手に乗っているファイアーボールを投げ、投げたファイヤーボールはふよふよと不安定に飛んでいき
ボン
なんとか的へと命中した
アヤ「当たったよ!」
ベル「やったね!」
アヤちゃんは魔法が使えたことにとても喜んでいた
ベル「アヤちゃん、今魔法を使ってみて魔力を消費した感覚がわかった?」
アヤ「何もわかんなかったよ?」
ベル(とりあえずこの子達の場合は当分魔力の心配はないから反復練習で感覚を使っでもらおうかな)
「そっか、じゃあアヤちゃんはあっちで今の魔法を何回も使って魔力を消費する感覚を覚えてみて、そしたら次のステップに進むよ」
アヤ「わかったわ、その魔力を消費した感覚ってどんな感じ?」
アヤちゃんは実際に魔法を使ったが、保有する魔力量が多すぎて減った感覚がなかったようだ
ベル「魔力操作で動かしてるものがあるでしょ?あれが体からふわぁーって魔力が抜ける感じ」
アヤ「やってみる」
ベル「もし何か起きたら叫んでくれたらすぐ行くからね」
アヤ「うん」
そう返事をし、少し離れたところでファイヤーボールの魔法を使っていた
ベル「じゃあ今度は……水にしようかな、水の魔法を使いたい子は誰かな?」
ミラ「はい!」
アミ「はい!」
2人は元気に手を挙げた
ベル「2人にはアヤちゃんが使ってるやつみたいな魔法を教えるね」
ミラ「やった!」
アミ「頑張る!」
ベル「ミラくんはもう使えるかもしれないけど、詠唱は」
『水よ、この手に集まれ、ウォーターボール』
そう詠唱をすると、手の上にまん丸な水の玉が出現した
ミラ「学園で教えてもらったやつ!」
アミ「まん丸だ!」
ベル「2人ともさっき話してた魔力を抜ける感覚を感じながら詠唱してみて」
ミラ「やってみる!」
『水よ、この手に集まれ、ウォーターボール』
アミ「やる!」
『水よ、この手に集まれ、ウォーターボール』
2人がそう詠唱すると、ミラくんの手には水の玉が出てきて、アミちゃんの手には何も出てこなかった
ミラ「できたよ!」
アミ「あれ?出ない」
ミラくんの魔法はしっかり発動し、アミちゃんの魔法は何故か発動しなかった