434話 子供達に魔法を教える⑧
434話 子供達に魔法を教える⑧
あれから数十種類の結界系統の魔法をヒナちゃんに見せていった
{結界系統とは壁作ったりして守る魔法とかそういうの、見たいな感じでベルは解釈してます}
ベル「これも違うかぁ、じゃあ次はこれ」
『キャットシールド』
そう唱えると、ヒナちゃんの体の周りに薄い白色で丸いシールドが張られ、シールドの上の方に2つの耳の形をした場所があった
ヒナ「かわいい、これがいい!」
ベル「この結界は人の体にしかくっつけられないけどいい?」
ヒナ「大丈夫、これでもみんな守れる?」
ベル「うん、誰かを守るなら大丈夫だよ、でも特定の場所を守るのはできないね」
ヒナ「そうなの?」
ベル「うん、動き回る人を守るならこのキャットシールドがいいんだけど、動かないものを守るなら普通の結界じゃないとダメだね」
ヒナ「そっか、ならこれ覚えた後に覚えたらいい?」
ベル「大丈夫だよ」
ヒナ「じゃあこれ覚えたい!」
ベル「わかった、でもこの魔法は結構難しいから頑張ってね?」
ヒナ「頑張る!」
ヒナちゃんはとても嬉しそうにしていた
ベル「よし、まずはこの結界の詠唱文は」
『魔力よ、猫の意志を宿し、我らを守る障壁となれ、キャットシールド』
そう唱えると、今度はベルの体の周りにキャットシールドが生成された
ヒナ「今のでいいの?」
ベル「うん、詠唱する時に誰にこのシールドを張りたいかを思い浮かべながら詠唱してね」
『キャットシールド 解除』
ベルとヒナちゃんにくっついていたキャットシールドを解除した
ヒナ「やってみる」
(ベルお兄ちゃんに)
『魔力よ、猫の意志を宿し、我らを守る障壁となれ、キャットシールド』
ヒナちゃんがそう唱えると、ベルの周りにうっすらとキャットシールドが張られていた
ベル「おめでとう、ちゃんと発動できてるよ」
ヒナ「でも、なんかベルお兄ちゃんよやつより、薄い?」
ベルの見せたシールドより色が薄かったため、とても心配していた
ベル「薄いね、でもこれは失敗じゃないから安心して」
ヒナ「失敗じゃない?」
ベル「失敗じゃないよ、色が薄いのはヒナちゃんがこの魔法に込めた魔力量が少なかっただけ、だからヒナちゃんが魔法に込める魔力量を調整できるようになったらお兄ちゃんみたいにできるようになるからね」
(まぁ自分でやっておいてさっきのどのくらい魔力が込められてるのか知らないけど)
ただ見せるだけのために使っていたため魔力量を気にせずに適当に込めていたようだ
ピクシー《なんですかそれは》
ベル《見せるだけだから強度とかどうでもよかったから適当にしてたの、ピクシーがツッコミを入れるってことはやばい量込めてたの?》
ピクシー《マスターが自身に発動したものには約50万の魔力が込められ、ヒナ様に発動したものには約5000万の魔力が込められていましたよ》
ベル《え!?あれにそんな無駄に込めてたの!》
ピクシー《はい、本当に無駄にですよ?》
ベル《まぁいいや、どうせ減らないし》
ピクシー《結界なら無駄に込めても強度が上がるだけなので構いませんが、攻撃系魔法だけは気を付けてくださいね》
ベル《それはもちろん、やりすぎたら世界消えるからね》
ピクシー《本当ですよ、マスターがやりすぎると簡単に世界が消えますからね?》
ベル《気をつけます》
ベルは魔力の使い方をピクシーに注意されていた
ヒナ「私にもできる?」
ベル「もちろん!魔力操作ができる子なら誰でも練習したらできるよ」
ヒナ「じゃあ練習する」
ベル「うん、ヒナちゃんの練習するキャットシールドなら魔力がいっぱい込められたらお兄ちゃんのやつみたいに白くなるからね、あとは魔力量がいっぱいだとカチカチになるよ」
ヒナ「わかった、モナと一緒に頑張る」
ベル「うん、モナさんならどのくらい魔力が込められたかわかると思うから聞いたらいいからね」
ヒナ「うん!」
その後すぐにヒナちゃんも結界の練習を始め、ベルは子供達が魔法の練習をする姿を邪魔しないように離れて見守っていた