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436話 子供達に魔法を教える⑩

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436話 子供達に魔法を教える⑩

ボン!

ベルの飛ばした右手のファイヤーボールは的にあたり、的がちょっと焦げたくらいの威力だった

{本来ならもう少し威力があるが、ベルの出した的がそこそこ硬いもののため焦げる程度になっている}

ベル「アミちゃんの見てるから知ってるかもしれないけど普通のならこんな感じ、んで今度は魔力量を調整した方いくよ」

そう言って左手の大きい方のファイヤーボールを的に向かって投げた

ドッカーン!

大きいファイヤーボールが的に当たると、先ほどとは違い激しい爆発を起こした

メル「びっくりした!」

ミラ「びっくりした」

ヘングル「びっくりする」

アヤ「大きいだけなのにどうしてこんなに違うの?」

ヒナ「びっくり」

キラ「すごいね」

サクヤ「爆発した」

アミ「すごーい!」

子供達はとても驚いていた

{子供達の後ろで専属のメイド達が「やれやれ」という表情をしていた}

ベル「さて、今のを見て何が違うかわかるかな?」

メル「爆発がおっきくなった!!」

ミラ「爆発が大きい?」

ヘングル「強くなった?」

アヤ「爆発?」

ヒナ「分からない」

キラ「凄かった」

サクヤ「すごい爆発した」

アミ「おっきい爆発!」

ベル「爆発はおっきくなったね、でも答えは違うよ、なんだと思う?」

再度問いかけた

ベルの問いのあとみんなは考えていた

アヤ「じゃあ魔力が多いと強くなる?」

悩んだ結果その答えが出てきた

ベル「そう、魔法のほとんどが魔力を沢山込めるとその分威力が強くなるよ」

アヤ「じゃあ少ないと弱くなるの?」

ベル「そう、でも魔法ごとに魔法を発動できる最低限の魔力量があって、その魔力量を下回ると発動しなかったりするよ」

アヤ「その最低限ってどのくらいなの?」

ベル「ファイヤーボールなら5かな、もちろん上限はないよ」

アヤ「じゃあ普通のだとどのくらいなの?」

ベル「通常なら50だよ」

アヤ「じゃあ今のおっきい方は?」

ベル「あれは通常の100倍だよ……さて、どのくらいでしょう?」

簡単な算数の問題を出した

アヤ「50の100倍だから……500?」

ベル「残念、100倍だから50に0を2つ足すだけ」

アヤ「じゃあ5000?」

ベル「正解!」

アヤ「5000であの強さなの?」

ベル「そう、まぁファイヤーボールみたいな初級魔法にこんなに魔力使う人いないんだけどね」

アヤ「ファイヤーボールって初級っていうやつなの?」

ベル「そうだよ、今はみんな初めて魔法を使うから1番簡単な初級魔法を教えてるの」

(まぁヒナちゃんだけ特殊だから上級なんだけど)

アヤ「初級が1番簡単ってことはまだあるの?」

ベル「うん、初級の上に中級、上級、超級って上がっていくよ」

アヤ「へぇ〜知らなかった、早く魔法の勉強もしないと」

ベル「ゆっくりでいいよ、魔法は上に行くにつれてどんどん強くはなるけどその分使うのが難しくなるからね」

アヤ「そうなんだ、練習したら使えるようになるの?」

ベル「うん、でも初級は最低限の魔力を勝手に使って発動してくれるけど、中級からは魔力量の調整を自分でやらないといけないよ、だからまずは初級魔法で魔力を消費する感覚を覚えてね」

メル「はい!」

ミラ「頑張る!」

ヘングル「頑張る」

アヤ「感覚ねぇ」

ヒナ「頑張る」

キラ「はい」

サクヤ「練習する!」

そう言ってそれぞれ別れて練習を始めた

アミ「ベルお兄ちゃん、私はどうしたらいいの?」

ベル「動かせた?」

アミ「うん、歩けるようになったよ!」

ベル「そっか、じゃあレベルアップしてみよっか」

アミ「レベルアップ?」

ベル「そう、今はお兄ちゃんが魔力の糸を繋いであげてるでしょ?」

アミ「頭からやったやつだよね?」

ベル「それだよ」

アミ「やってもらったよ?」

ベル「だから今度はお兄ちゃんが繋ぐんじゃなくて、アミちゃんが自分で糸を繋いでみるの」

アミ「どうやって繋ぐの?」

ベル「今から見せるから見てて、いくよ?」

アミ「うん」

ベルは空間収納から適当なぬいぐるみを出し、そのぬいぐるみに魔力を纏わせた

アミ「お人形さんの周りにふわふわが出てるよ?」

ベル「このふわふわは魔力だよ、今は見えるようにしてるけど本当なら見えないから難しいと思うけど」

アミ「これが魔力?」

ベル「そう、まずはこんな感じでぬいぐるみに魔力を纏わせる練習をしてみよっか」

アミ「ふわふわにしたら動かせるの?」

ベル「ふわふわにしたあとにそれを維持するってのがあるけど、まずは纏わせる練習だね」

アミ「やってみる!」

アミちゃんは自分のぬいぐるみを出して練習を始めた