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445話 ハンデ戦②

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445話 ハンデ戦②

あれから数分が経ち、全員がしっかりとチームを組み、それぞれがベルにやってもらうハンデを書き終えていた

ベル「それじゃあ順番を決めるためにくじを引いてもらうから、今作ったチームの中から1人代表を決めてこっちに並んでくれる?」

そういうとすぐに並び始めた

ベル「とりあえずテレスの所は問答無用で1番最後ね」

テレス「えぇ!なんで?」

ベル「1人でも強いのに3人がチーム組んでるのに、さらに俺にハンデが付くんだから時間かかるに決まってるじゃん、だから1番最後ね」

テレス「はぁい」

テレスは少ししょぼんとしながら返事をし、元の場所へと戻って行った

ベル「んじゃ、この中から好きなの1枚引いてね、引いたものに書かれている数字が自分達の順番だからね」

ベルは空間収納からボックスを出し、そこから1枚数字が書いてある紙を見せながら説明した

ベル「はいどうぞ、引いて行ってね」

そう言われて生徒達は直ぐにテンポ良く数字をひいて行った

ベル「それじゃあ1番以外の人達は危ないから……このくらい離れていてね」

そう言いながら訓練所の地面に丸く線を引いた

{線の範囲は一般的な小学校などの運動場にある1周200mのトラックくらいの大きさ}

ベル「じゃあみんなが離れている間にどんなハンデにするか教えてくれる?」

ミノ「どうぞ」

代表として1人がハンデの書かれた紙をベルに渡した

ベル「どれどれ」

1つ目のチームのハンデにはこのようなものが書かれていた

① 目隠し

② 右手を使うの禁止

③ 攻撃魔法の使用禁止

④ 防御魔法の使用禁止

⑤ 魔力感知禁止

この5つが書かれていた

ベル「これだけでいい?」

ミノ「はい、チームで話し合ってこの5つに決めました」

チーム1「大丈夫です」

ベル「そう、じゃあ戦う人はこれを体のどこかに付けておいてね」

そう言いながら1000と書かれた人型の紙を手渡した

{千と〇尋の〇隠しに出てくる飛んでくるやつみたいな形}

ミノ「これは?」

ベル「それは身代わりかな、戦ってる最中に攻撃が当たると少しずつ数字が減っていって、0になると消滅するよ。だからその紙が消滅したら退場ね」

ミノ「わかりました」

ベル「そして先生も全く同じものを付けておきます、先生の紙をチームで力を合わせて時間内に消滅させられたらそっちの勝ちです、先生は時間内にそっちの紙を全て消滅させたら先生の勝ちって感じで行こっか。だから勝敗はどちらかの紙が消滅すること、もし時間切れになった場合は引き負けで終了になります、こんな感じのルールでいいかな?」

ミノ「わかりました」

ベル「じゃあちょっと待っててね」

『ルールの書かれた紙を 作成』

(からの)

『ルールと紙人形を配布』

すぐに生徒全員にルールの書かれた紙と紙人形が配布された

ベル「よし、待機している子はルールを読んでおいてね、それから一緒に渡した紙人形は体のどこでもいいから好きなところに貼り付けておいて」

生徒達は説明通りに体の好きな場所に貼り付けていた

{ほとんどが手首とか左右どちらかの胸辺りに貼り付けていた}

ベル「それじゃあ最後に最終説明、みんなには特に縛りはないからそれぞれ自由に戦ってくれていいよ、そして先生はみんなの書いてくれたハンデに書かれていないことならなんでもやるからそのつもりでね。あ、あと欲しいものがあったらいつでも言ってね」

生徒達「わかりました!」

ベル「じゃあ1つ目のチームのみんなはあっちの端っこからスタート、んで先生は反対の端っこからスタートするから、準備がいい時はみんなで手を挙げてくれたら始めるよ」

ミノ「わかりました」

そう説明をしてそれぞれトラックの端へと向かった

1つ目のチームが端っこについて少ししてから全員で手を挙げた

ベル「それじゃあ……あ、ハンデつけるの忘れてた、ちょっと待ってね!」

大きな声でそう伝えた

ベル〔テレス、お手伝いお願いできるかな?〕

テレス〔どうしたの?〕

ベル〔ハンデのための助手かな、目隠しが本当に見えてないのかと、あと右手を縛ってくれたらいいよ〕

テレス〔いいよ、すぐ行くからちょっと待ってね〕

その数秒後

テレス「おまたせ」

ベル「ごめんね」

テレス「大丈夫だよ、私はどうしたらいいの?」

ベル「とりあえず目隠し、ちゃんと見えないか確認してくれる?」

ベルは空間収納から黒色の目隠しを取りだし、テレスへと手渡した

テレス「……うん、何も見えないよ」

ベル「了解、じゃあとりあえず付けて……右手を適当にこれで縛ってくれる?」

ロープを渡した

テレス「…どうやればいい?」

ベル「色々考えるのめんどくさいからこのままぐるぐる縛ってくれていいよ」

ベルは手を背中に回してそう言った

テレス「このままでいいの?」

ベル「うん、ちょっと動きにくくはなるけどそれもハンデのうちね」

テレス「そう、じゃあ縛っちゃうね」

そう言いながらテレスはベルの体をロープでぐるぐるにした

テレス「できたよ!」

ベル「ありがとう、じゃあ戻ったら目隠しがちゃんと見えなかったって軽くでいいから説明してくれるかな?」

テレス「いいよ、他に何かある?」

ベル「んー、今は大丈夫かな……この後のハンデしだいでまたお手伝いをお願いするかも、だからその時はお願いするね」

テレス…「うん!任せて、じゃあ私は戻るね」

ベル「うん、ありがとう」

そう言って戻って行った

ベル「じゃあ今度こそ始めるよ、チーム1のメンバーは準備いい?」

ミノ「……大丈夫です!」

大きな声で返事が返ってきた

ベル「了解、じゃあ今先生が持ってる剣を投げるから地面に着いたらスタートね、じゃあ行くよ!」

そう言ってベルは左手に持った剣を空高く投げた

相手チームは投げられた剣をじっと見つめ、地面に着くのを今か今かと待っていた

それから数秒後、剣が地面へと突き刺さり、両者同時に動き始めた!