452話 最後のハンデ戦⑤
452話 最後のハンデ戦⑤
ベル「問題です、この設置型魔法が発動するのに必要なのは重さと振動の2つ、どちらでしょう」
ベルがそう聞くと
テレス「今ベルくんが上に乗った重さと振動って言ってたよね?」
ベル「じゃあ試して見よっか」
テレス「試すって?」
ベル「こうするの、ちょと揺れるよー……えい!」
ドン!
ベルは地面をそこそこの強さで殴った、すると
ドン!
ドン!
モコモコ
ドン!
テレス「どういうこと!?」
ベルが地面を殴ったことによって設置型魔法が全て発動していた
ベル「今のでさっき聞いた答えがわかったよね?」
テレス「設置型魔法は重さは関係なくて振動が発動条件ってこと?」
ベル「そゆこと、でも設置型魔法は発動条件を術者が決めることができるからそこは注意ね」
テレス「じゃあ設定しなければ振動になるの?」
ベル「そう、もちろん発動条件を設定するにはある程度の魔法技術が必要だから、発動条件を自分で付けている人の方が少ないよ」
テレス「初めて知った、また今度やり方教えてね」
ベル「気が向いたらね」
テレス「えぇ〜」
肩を落としてガッカリしていた
ベル「さ、時間がないから終わらせに行くよ」
『魔力を1使った火弾を100』
『魔力を50使った火弾を5』
『魔力を100使った火弾を1』
無詠唱で自身の頭上に魔法を発動した
{ちなみにこの火弾は攻撃魔法には分類されません、この火弾は攻撃魔法と言うより創造魔法で作られた燃えているただの弾丸です}
ベル「この魔法の大半が1つ当たると数値が100減ります、その中に5つだけ当たるだけで数値が500減るものがあります、さらにこの中に1つ当たるだけで数値が全てなくなるものも存在します、なのでこの魔法を避けつつ先生の攻撃を避けてください」
テレス「なんかいきなり鬼畜ゲー始まったんだけど!?」
ミーファ「避けるだけならできるよ!」
レミア「今の私にはちょっと無理かな」
ネム「こんなの避けられるの?」
色んな反応を見せ、他の生徒達は瞬時に106個の魔法が発動したことや、これを相手にするテレス達を驚きつつ同情していた
ベル「さぁ行くよ!」
そう言いながら火弾を全て完璧に操作しつつ、ベルはテレス達の方へ走っていった
テレス〔とりあえずベルくんは私が相手するからミーファはあの炎弾を避けつつどれがヤバいやつか探して、レミアはネムちゃんの補助をお願い〕
ミーファ〔わかった!〕
レミア〔任せて!〕
2人はすぐに動き、ミーファは避けつつ魔法を見極め、レミアはネムの補助へ向かった
テレス「まずは私が相手よ!」
ベル「じゃあ遠慮なく!」
そう言ってベルは殴りかかり、テレスはベルの殴ろうとしている手が伸びて力が乗る前に杖で受け止めた
テレス(おも!)
「ステータス半減してるはずなのにいつもより強くない?」
ベル「いつもの半分の力に300kgの重りがついてるからね!」
そのままベルは足払いをしたが、テレスにはピョンっと簡単に避けられ、ジャンプした勢いのまま杖を真っ直ぐ振り下ろしてきた
パキン!
ベル「ちょいちょいちょい!振り下ろし受け止めたら重り壊れたんだけど!?」
テレスの振り下ろした杖をガードするために出した右手の手首に着けていた重りが真っ二つに割れていた