LNCrawler

453話 最後のハンデ戦⑥

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

453話 最後のハンデ戦⑥

今日の投稿準備をするまで気づかなかったんですが、前回の話数は本来452のはずが462になってました

ごめんなさい

現在は修正済みです

テレスの振り下ろした杖を受け止めると、右手の手首に着けていた重りが真っ二つに割れてしまった

テレス「あ、壊してごめんね」

なんでもないようにそう言った

ベル(今の一撃だけ見たら俺の普段の力と同等くらいでてたね)

「テレスのせいである意味もう1つハンデが追加されたんだけど?」

ベルは壊れた重りを手に持っていた

テレス「いつもみたいに直したらいいんじゃないの?」

ベル「本当ならそうしたいんだよ?でもテレス達が魔力を制限したんでしょうが、だから制限してる間は直せないの」

テレス「じゃあ早く倒されて?」

ベル「うーん……それは無理!」

そう言ってベルは殴るように見せかけ、杖で受け止めたテレスを押し飛ばして距離を取った

ベル(なぜこのタイミングで身体強化のコツ掴んじゃうかなぁ、まぁいいんだけど……さすがにステータスが半減してる状態だと力負けするね)

ピクシー《現在はミーファ様に魔法関連を任せ、テレス様は近接でマスターの相手をするために所有する膨大な魔力が見境なく身体強化に使われています、その為テレス様の魔力数値そのまま筋力に変わっているとお考え下さい》

ベル(初めて俺に勝てるかもしれないから本気出してきてるわけだ……ふーんなるほどねぇ)

ピクシー《ちなみに現在のマスターのステータスだとテレス様に力では勝てませんよ》

ベル《まぁそうだよね、俺の方は魔力での強化ができないんだもん》

(仕方ない、1だけ残した魔力使いますかねぇ)

「さすがに今のままだとテレスに勝てる可能性がないから残してた魔力使うね」

テレス「何するの?」

ベル「ん?簡単!魔力圧」

テレス「え?」

そう言いベルは先程とは比べ物にならない速さでテレスに近付き、お腹辺りを殴るのではなく軽く触れて勢いよく吹き飛ばした

{テレスは急に早くなったベルの速度に反応できていなかった}

ドン!

ベル「可哀想だけど先に落とさせてもらよ」

(今ので使える魔力なくなっちゃった)

吹き飛ばされたテレスは座って壁に寄りかかるようにして気を失っていた

ミーファ「何したの!」

ベル「ただの魔力をぶつけただけど?」

ミーファ「どう見ても違うでしょ!?ただ魔力をぶつけただけならテレスの魔力障壁で防がれるはずだもん!」

ベル「見てわかるかもしれないけど今やったのは魔力で勢いよく押し出した感じ、だから体でも魔力障壁でも関係なく触れられた時点でアウト、今の正解の行動はただ1つ…避けることだよ」

ミーファ「でも魔力障壁に触れたなら防げるはず」

(ちょっとでも時間稼がないと)

ベル「体を守るために張る魔力障壁は体にくっついて動きます、だから障壁ごと押してやれば関係ないよ」

ミーファ(そういえばテレスの使う魔力障壁って結界みたいなやつじゃないんだっけ)

「そういえばそうだったね、じゃあ一気に近付いたのは?」

ベル「あれは単純な加速魔法、ただ移動を早くしただけだよ」

ミーファ「それは強化魔法じゃないの?」

ベル「違うよ、これはただ早くするだけだから」

ミーファ「と言うと?」

ベル「例えば物が落ちる速度を上げたり、走る速度を早くしたりできるよ」

(まぁ走る速度に関してはしっかり合わせないとずっこけるけど)

ミーファ「またハンデの穴ついてきてるよ」

ベル「まぁこうでもしないと勝てないから」ニコ

そう言って笑いかけた

ミーファ(またなんか企んでるね)

「そう、じゃあこれは避けられる?」

ミーファとベルは向き合って話していたが、ベルの背後に無数の魔法が発動されていた

ベル「ヤバいかも?」ニヤ

ミーファ(なんかヤバそう!)

「行け!」

ミーファはベルのニヤっと笑った表情から何かを感じとり、すぐさま魔法を発射した

ミーファ〔レミア!ネムちゃん!ヤバい炎弾は1番上で1個を囲んでる丸いヤツ全部!だからあれ以外は当たってもそんなに減らないかも!〕

レミア〔わかった!……でもネムちゃんはもうやられてる〕

範囲内の隅の方にテレスと同じ体制で気絶していた

ミーファ〔え!?いつやられてたの!〕

レミア〔さっきテレスがやられて気を取られた隙にやられた〕

ミーファ〔弱いやつに1つ当たっても0になってたと思うからそれは仕方ない〕

レミア〔うん、私は何もできないけど1人で勝てそう?〕

ミーファ〔魔力回復したりしてない?〕

レミア〔無理だね、1も回復しない〕

ミーファ〔わかった、あとは任せて〕

そう言ってミーファは深く息を吐いて集中し始めた