454話 最後のハンデ戦⑦
454話 最後のハンデ戦⑦
ミーファは深く息を吐きとても集中し始めた
ミーファ(テレスは魔力を全部身体強化に使うことでベルくんを追い詰めてた、だから私は8割を身体強化に回してベルくんを相手しつつ残りの2割を魔法に回す!)
「行くよ!」
ミーファはベルに走って近づき杖を使って大きく薙ぎ払った
ベル(おっと!…危ない危ない)
しかしミーファの杖はジャンプしてかわされてしまった
ベル(さすがに強いね)
ミーファ「そのまま着地すると設置魔法あるけどいいのかな?」ニコ
ベルの着地地点に複数の設置型魔法が設置されていた
ベル(やば!?)
ドカーン!
ドカーン!
ドン!
ドカーン!
咄嗟に上で漂わせていた炎弾を設置魔法へとぶつけて発動させて直撃を避けた
ベル「今のは危なかったよ」
(ここぞとばかりに魔力込めてるから範囲が広いのよ)
ミーファ「直撃はしなかったけど巻き込まれたでしょ、だからあとちょっとかな?」
ミーファの言う通り、ベルは設置魔法を踏む前に事前に発動させたが爆発の範囲が広く、ベルも少し巻き込まれていた
ベル(ミーファの言う通り俺の数値はあと20、さっさと決めないと負ける)
「先にレミアを落とすか」
ミーファ「っ!させないよ!」
そう宣言するベルとレミアの間にミーファは移動した
ベル(行け)
ベルは指を出し、上から下へ振り下ろした
レミア「ミーファ上!」
ミーファ「へぇ?」
指が振り下ろされ、それと同時に一気に降り注いだ炎弾が油断したミーファを飲み込んだ
ベル「あとはレミア、残りは君けだ」
レミア「今のは作戦?それとも偶然そうなっただけなの?」
ベル「偶然だね、ミーファが身体強化に魔力を回したと思ったからジャンプして避けた、だけど魔力を残してて設置魔法を俺の足元に設置、だから負けたかと思ったけど何とかギリギリ生き残った」
レミア「ボロボロだけどね」
レミアの言う通りベルはミーファの設置魔法で服がボロボロになっていた
ベル「まぁね、でもここまでは偶然だったの」
レミア「そうなの?」
ベル「そう、ここからミーファはボロボロの俺を見て勝ちが見えて負けないようにさらに集中してた、だから今まで守ってたレミアを狙うふりをして上に置いてた炎弾を落としたの」
レミア「ミーファの頭には入ってたと思うけど」
ベル「そこは簡単、勝てるかもしれないドキドキとレミアを守らないといけないこと、更にはテレスがやられて司令塔がミーファに移ったことによる責任感、さらにさらにネムを守れなかった罪悪感で上の魔法が頭に入らなかったんだろうね」
レミア「考えることが一気に増えて頭が回らなかったのかな?」
ベル「まぁ俺も可能性を話してるだけだから後で本人に直接聞いてみな」
レミア「そうしてみる」
ベル「てことでレミアもおいで」
レミア(魔力ないから無能なんだけど、まぁいいや)
「やぁー!」
レミアは走って近付いて行った
ベル「ごめんね」
レミアは弱い炎弾に数十発当たっていたため数値が少なかった、その為レミアはベルに頭を軽くチョップされただけで数値がゼロになり、テレスチームの敗北が確定した