458話 2回目の魔法の練習の悲劇
458話 2回目の魔法の練習の悲劇
ベルの部屋へ転移してきた
ベル《ピクシー、魔力暴走を起こらないようにする魔法具って作れる?》
ピクシー《魔力暴走とは状態異常に似ていますが全くの別物です、なので状態異常無効などでは防げません》
ベル《さすがの俺でもそれくらいの知識はあるよ、抑える方法はあるの?》
ピクシー《完全に抑えることはできません》
ベル《そっか、じゃあ魔力暴走しても痛くないように治すことはできる?》
ピクシー《無理やりであれば可能です》
ベル《ならそれでお願い、どうしたらいい?》
ピクシー《魔力暴走の発生を感知して数秒前に痛覚無効を付与する効果と先程使った魔力暴走の沈静化をするスキルを付与すれば大丈夫です》
ベル《魔力暴走沈静化のスキルは正式な手順で抑えてないから反動があるけど大丈夫なの?》
魔力暴走を抑えるには本来なら溢れ出ている魔力と暴走している魔力をその人の魔力回路に綺麗に循環するように魔力を操作して治すのだが、この『魔力暴走の沈静化』というスキルはベルが作ったオリジナルのスキル、効果は名前の通り魔力暴走を治すだけ、だが魔力暴走を無理矢理治しているため本来なら魔力暴走してる人に反動が行くのだが、それを反転のスキルで術者本人に返すようにしているため魔力暴走状態になっている人には一切のダメージがない、だがその反動はかなりのものである
ピクシー《このスキル自体が反動を術者に跳ね返すためこの場合ですと魔法具にスキルを付与するマスターに反動が行きますよ》
ベル《離れててもくるの?》
ピクシー《はい、たとえ世界が違ったとしても帰ってきますよ》
ベル《じゃあ誰かが魔力暴走して治す度にこうなるの?》
現在は子供達に見られないように偽装をかけて分からないようにしているが、ヒナちゃんの魔力暴走を治した時の反動でベルの右手の肩から下全てが焦げたように真っ黒になっていた
ピクシー《今回は右手を下にしてヒナちゃんを抱きしめてスキルを使ったため右手がそうなりましたが、付与されたスキルの場合はどこがどうなるかわかりません》
ベル《じゃあ人前で顔とかが反動でこうなったらやばいか》
ピクシー《ですね、ちなみに無効化はできませんよ》
ベル《だよね》
ベルはその後少し考え込んだ
ベル《じゃあ分身とかに作らせるとかはダメ?》
ピクシー《分身に作ってもらってもその分身を消してしまうとマスター自身に移りますね》
ベル《じゃあずっと分身が居れば問題ない?》
ピクシー《はい、一応反動の受付先を決める魔法具を作ればその分身が消えてしまっても、新しく分身を出して魔法具を渡せば譲渡はできます》
ベル《もしその魔法具を誰も持ってなければ俺に来るってこと?》
ピクシー《はい、魔法具の装備者が存在しなければマスターに行きます》
ベル《なるほどね、じゃあいつも出してる分身のあいつに作ってもらうか》
ピクシー《それがいいですね》
ベル《じゃあお願いしに行きますか》
『転移』
ベルはとある場所へと転移した