459話 お願い
459話 お願い
前回投稿予定の22日はアプリがエラーで開けなかった為お休みにしました
ベルは城の中に存在する限られた者しか入れない部屋へと転移してきた
ベル〔突然ごめんね、ちょっとお願いを聞いてくれないかな〕
?〔お願いは別にいいけど、なんで念話?〕
とても不思議そうに聞いてきた
ベル〔話すとヒナちゃんに聞こえるから〕
?〔そういう事ね、本体が俺のとこに来たってことは何か大きな問題があった感じ?〕
ベル〔魔法の練習をしてる時にヒナちゃんの魔力が魔力暴走を起こしてね、それを見た子供達が魔力暴走を怖がって魔法の練習ができないんだ、だから魔力暴走が起きないように魔法具を作りたいの、だけど魔力暴走の沈静化のスキルを使うと反動があるでしょ?〕
?〔あるね、それを俺に受けて欲しいってこと?〕
ベル〔そういう事!俺は人前に出たりするから変なタイミングで反動受けたら困るんだ、だからいつも出てる分身のお前にお願いしたいの〕
ベルが今話している相手は常に出している分身だ、この分身は帝王しかできない書類仕事などを全て担当してくれている
{ちなみに他にも大きなお仕事があるが、そこは今は関係ないので割愛}
?〔まぁ反動で受けた傷も簡単に治るし引き受けるのはいいよ〕
ベル〔ありがとう!〕
ベルは心の底から感謝していた
?〔ただし!1つ条件がある〕
ベル〔いいよ、なんでも言って〕
?〔じゃあお願いなんだけど、俺に名前付けてくれない?〕
ベル〔え?そんなことでいいの?〕
?〔うん、だって嫌だろ?ずーっといるのに分身のベル様とか分身って呼ばれるの、だから俺専用の名前が欲しい〕
ベル〔なんだ早く言ってくれれば名前くらい付けてあげたのに、どんなのがいい?〕
?〔なんでもいいよ、俺という個体を認識できればなんでも〕
ベル〔そう、じゃあ考えるから待ってね〕
?〔うん、待ってる間にピクシーに手伝ってもらって魔法具作ってるね〕
ベル〔ありがとう、お願い〕
その後ベルは名前を考え、その横で分身が魔法具を作っていた
ベル〔決まったよ〕
?〔お?決まったか〕
ベル〔うん、言っていい?〕
?〔大丈夫だよ〕
ベル〔わかった、お前の名前は今日からエイルだ〕
?〔一応聞くけど理由は?〕
ベル〔助けを求めたら絶対助けてくれるでしょ?だからエイルの名をお前に授ける〕
?〔まぁ理由なんてどうでもいい……エイルだな、今日から俺はエイルだ、よろしく〕
ベル〔うん、よろしく〕
エイル〔じゃあこれが魔力暴走を抑える魔法具、8個でよかったよな?〕
ベル〔うん、ありがとう〕
エイル〔こっちは俺が着けてればいいのか?〕
ベル〔反動で痛いかもしれないけどお願い〕
エイル〔そもそも俺は本体のお前と違って完全無効つけっぱだから痛みとかないから関係ないけど?〕
ベル〔そうなんだ、とりあえず反動の身代わりお願いね〕
エイル〔名前貰ったからには約束通りちゃんと仕事するよ〕
ベル〔それじゃあまたね〕
エイル〔あぁまたな〕
そう言ってベルは転移して子供達の待つ訓練所へと戻った