460話 練習を再開
460話 練習を再開
訓練所へと戻ってきた
ベル「ただいま」
メル「どこ行ってたの?」
ベル「みんなが安心して魔法の練習をできるように魔法具を作ってきたんだ、1人ずつ取りにおいで」
その後年齢の低い順に取りに来た
ベル「その指輪は右手の人差し指につけておいてね」
(まぁどこでもいいんだけど)
みんなに渡した指輪の見た目は細い銀色のリングに細かな装飾がつけられた普通のもの
アヤ「つけたらどうなるの?」
ベル「それを1回つけたら登録されて、今後魔力暴走を起こしても痛くなくなって勝手に治してくれるよ」
アヤ「じゃあ1人でも練習して良くなるの?」
興味津々に聞いてきた
ベル「さすがに危ないから1人ではダメだけど、ウリエルとか…他にも回復魔法が使える人が一緒だったら練習をしてもいいよ」
アヤ「じゃあそうする」
ちょっと残念そうにしていた
ベル「そうしてね、それとその指輪は1回つけたら邪魔だったら外してもいいからね」
アヤ「外していいの?」
ベル「うん、1回つけたらその指輪に誰なのかが登録されて、その指輪が壊れない限り魔力暴走が起こらなくなるよ」
アヤ「そうなんだ、でも私はなんか怖いからつけておくね」
ベル「まぁそこはみんなのすきにしてくれていいからね……じゃあ魔力暴走の心配もなくなったし魔法練習の再開だ!」
メル「やった!」
ミラ「頑張るよ!」
ヘングル「うん」
アヤ「頑張るぞ!」
キラ「うん」
サクヤ「やるぞ!」
アミ「頑張る!」
そう言ってみんな再開し始めた
ウリエル〔先程ヒナちゃんの魔力暴走を止めた際に右手を怪我していたような気がするのですが、大丈夫ですか?〕
ベル〔あ、気付いてた?〕
ウリエル〔はい、一瞬だったので気のせいかと思いましたがやはりそうですよね〕
ベル(まぁウリエルにはバレてるだろうとは思ってたけど)
〔そうだね、でも大丈夫だよ〕
ウリエル〔なら良かったです、それとヒナちゃんはどうしますか?〕
ベル〔泣き疲れて寝ちゃってるんだよね〕
ウリエル〔でしたらヒナちゃんの専属メイドにヒナちゃんを部屋で寝かせてあげてゆっくり休ませてあげましょう〕
ベル〔ここだとバンバンなってるし、起こしたら可哀想だしそうしよっか〕
ウリエル〔はい、それにずっと抱っこした状態だとベル様も大変でしょうからね〕
ベル〔まぁ俺はいいんだけど、とりあえず預けてくるね〕
ウリエル〔はい〕
そしてベルはヒナちゃんの専属メイドの下へ向かった
{ちなみにヒナちゃんの専属メイドのモナさんは心配そうにずっと見つめていたよ}
ベル「モナさん、ヒナちゃんが泣き疲れて寝ちゃったので部屋で寝かせてあげてください」
モナ「すいません、私の仕事をベル様に任せてしまって」
とても申し訳なさそうに謝っていた
ベル「大丈夫だよ、ここからはモナさんの仕事だからね」
モナ「お任せ下さい」
先程とは違い、胸を張って自信満々に答えていた
ベル「お願いします」
そう言ってヒナちゃんをモナさんへ預けようとしたが
モナ「フフ離れてくれませんね」
ヒナちゃんはベルの首の後ろに手を回してガッチリ抱きついて寝ていたため、手を離してくれなかった
ベル「どうする?」
モナ「私がヒナちゃんの脇を持つのでベル様はそのまましゃがんでください」
ベル「わかった」
そう言ってモナさんがヒナちゃんの脇を持った
モナ「いつでもいいですよ」
ベル「じゃあしゃがみます」
そのままベルはしゃがみ込んだが
モナ「ダメですね」
ヒナちゃんの腕はベルの首をしっかりギュッとしていた
ベル「ダメだね、どうする?」
モナ「そうですねぇ……ここまでしっかり掴まっていると恐らくベッドへ寝かせても離してくれませんよね」
ベル「多分ね」
モナ「どうしましょうか」
モナはとても悩んでいた
ベル「ヒナちゃんに怖い思いをさせちゃった俺の責任だからこのまま抱っこしてるよ、ヒナちゃんに聞こえる音もある程度抑えておくね」
モナ「わかりました、お役に立てず申し訳ありません」
ベル「このくらい全然平気だからモナもそんなに責任を感じなくていいからね」
モナ「はい」
その後ベルはヒナちゃんを抱っこした状態でみんなの魔法の練習を見守りつつ、学園長に貰った資料も確認していた