480話 体験内容の説明
480話 体験内容の説明
あれから少しして他の子達がメイド服に着替えて戻ってきた
生徒達「お待たせしました」
メイリス「大丈夫ですよ、皆さん問題なく着替えることができましたか?」
ミロカ「ドレスとか着たことなくて全くわからなかったけど、メイドさんに教えて貰って無事に着ることができました」
メイリス「それなら良かったです、確かにドレスを着慣れている方なら着替えるのも簡単でしょうね」
テレス「確かにいつもの感覚のまま着替えることできたかも」
なるほど!という表情でそう言っていた
レミア「テレスは普段着てるのもドレスだから慣れてるだろうね、でも私達は普段からドレスなんて着ないから大変だったよ?」
テレス「そうなの?」
ミーファ「テレスは王女様だから普段もドレスなんだろうけど、私達の普段の服は普通の服よ?」
ミーファがそういうと、他の子達もうんうんと頷いていた
{テレスの言う普通の服はドレスに近いもの、その為本物のドレスを知らない人から見たらドレスにしか見えない。一方ミーファの言う普通の服はドレスとは違い、フリルの数や装飾品がかなり少なく、普段着として問題ないほどになっているよ}
テレス「それならベルくんはどうなのよ、なんの問題もなく着替えてるようだけど?」
ベル「……あ、俺!?女の子の服とかそういう流れからなんで俺に来るの?」
テレス「だって私達が来る前に既に着替え終わってるってことは苦戦することなく簡単に着替えられたってことでしょ?」
ベル「着替えに関してはズルしてるから苦戦って言われても困るんだけど?」
テレス「ズル?」
ベル「服に即着っていう付与をかけて着替えてるの」
テレス「何それ!初めて聞いた」
テレスは興味津々に聞いてきた
ベル「即着っていうのは効果の着いた服を手に持って、即着って唱えるとその手に持った服を瞬時に着ることができる付与効果だよ」
テレス「便利だね、それ後で教えてくれる?」
ベル「結構難しいからできなくても知らないよ?」
(これ俺以外が付与できるのかな?)
テレス「それでもいいわよ!」
ベル「そう、じゃあ後でね」
テレス「うん!」
テレスはワクワクしていた
メイリス「よろしいですか?」
テレス「ごめんなさい!もう大丈夫です」
メイリス「分かりました、では早速ですが皆様にはどのメイドを体験するか選んでもらいます」
リリ「メイドに種類なんてあるんですか?」
メイリス「ありますよ、まず一般的に知られている掃除や裁縫や給仕などをやるメイドがハウスメイドと言われるものです」
リリ「じゃあこの人達はハウスメイドになるんですか?」
横で待機しているメイド達のことを言っているようだ
メイリス「大きく見れば一応そうなりますね、ただこのメイド達はハウスメイドの内の裁縫の仕事だけをやっています」
リリ「そうなんですね、今まで色んな仕事を交代でやってるのだと思ってました」
メイリス「もちろんその考えも間違いではありませんよ」
リリ「そうなんですか?」
メイリス「はい、ここでは1つのことに特化して仕事をしている人がほとんどですが、他を見たら交代でやっている所もあるかもしれませんよ?」
リリ「へぇ〜、じゃあここではみんな1つに特化してるんですか?」
メイリス「みんながみんな特化している訳ではありません、特化している人はこれをやるのが好きだからこの仕事をやります!という感じで決まりますよ」
リリ「やりたいものをやれるってことですか?」
メイリス「はい、掃除がやりたいなら各所の掃除へ、主人のご飯を作るのに関わりたいのならキッチンへという感じです、まぁ料理に関してはそのために雇われた料理人がいるためお手伝いにはなりますけどね」
リリ「じゃあやりたいものがなければ?」
メイリス「もしやりたいものがなければメイド長の私や各仕事のリーダーが集まってこの子はここにという形で決めています」
リリ「そうなんですね、ちなみにメイド長って何するんですか?」
メイリス「私は基本的にどのメイドがどの日のどの時間に仕事をしているのかを確認したり、あとはメイド達のまとめ役という感じですね」
リリ「じゃあ1番大変ですね」
メイリス「慣れてしまえば簡単ですよ、初めは苦労しましたけどね」
リリ「へぇ〜、じゃあメイリスさんは掃除とかはしないんですか?」
メイリス「メイド長になってからはしてませんね」
リリ「じゃあやるなら何をやるんですか?」
メイリス「なんでもですね」
リリ「なんでも?」
メイリス「はい、掃除や雑用などの仕事から特定の人物の護衛など様々なことをやりますよ」
リリ「意外と色々やるんですね」
メイリス「そうですね、ただなんでもやる場合は全てを完璧にこなさないといけないので大変なのでおすすめはしません」
リリ「分かりました」
リリはもう質問はないようだ
メイリス「では皆様が体験するメイドの仕事を一通り見て回りましょうか、どんなことをするのかを言われるより、自分の目で見て決める方がいいでしょう」
テレス「今から見て回るんですか?」
メイリス「そうですよ、今回体験できるメイドの仕事場へとお連れしますので私に着いてきてください」
生徒達「わかりました」
そう言って生徒達はメイリス先導のもとメイド達の仕事場へと向かった