LNCrawler

494話 殲滅準備

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494話 殲滅準備

アリの巣の駆除を始める

ハル「とりあえずお前は死んどけ」

確認のために1匹だけ外に出して拘束したアリをデコピンで吹き飛ばした

ハル「さて、この森ごと全部ふっ飛ばすし、誰かが近づいたか危ないから見張りに分身でも出しとくか」

そう言って分身を出そうとすると

ピクシー《今回は分身はやめておいた方がいいかと》

ハル「なんで?」

ピクシー《何も知らない人が分身のマスターに話しかけられて事情を説明しても、少し離れたところにいる別の分身を見かけた場合ふざけていると勘違いして森に近く可能性がありますよ》

ハル「バカにしてると思われる可能性があるのか」

ピクシー《はい》

ハル「ならウリエル達を呼ぼうかな」

ピクシー(分身の見た目を変えるなどしてもいいとは思いますが、まぁいいでしょう)

《それなら問題は無いかと》

ハル「じゃあ呼びますか、まずはハデス」

『ハデスに念話〔今いい?〕』

ハデス〔この声はハル様ですね、どうかしましたか?〕

ハル〔今って忙しい?〕

ハデス〔少し前まで会議をしてましたが、今は特に何もありませんよ〕

ハル〔なら良かった、私のいる場所わかる?〕

ハデス〔少々お待ちください〕

その数秒後

ハデス〔アルミスの森ですね〕

ハル〔そう、ここに侵略アリが巣を作ってるの、だからまとめて吹き飛ばすから森に誰も近付かないように見張りをお願いできないかな?〕

ハデス〔大丈夫ですよ、5分ほどお待ちいただければそちらに向かいます〕

ハル〔わかったわ、じゃあ私のとこに来る前にギルドに報告もお願いできないかな?〕

ハデス〔わかりました、どう報告しましょう?〕

ハル〔ハルがこの森に侵略アリがいることを確認した、だから森ごと巣とか全て吹き飛ばすから近付かないようにしてって伝えておいて〕

ハデス〔わかりました、すぐ向かいます〕

ハル〔待ってるね〕

そう言ってハデスとの念話を切った

ハル(じゃあ次は)

『ウリエルに 念話〔今大丈夫?〕』

ウリエル〔普段からほぼ暇しているので大丈夫ですよ〕

ハル〔ならお仕事のお願いがあります〕

ウリエル〔なんでしょう?〕

ハル〔ウリエルは今私がいる場所わかる?〕

ウリエル〔ハル様ですよね、分かりますよ?〕

ハル(ハデスはちょっと時間かかってたけどウリエルはすぐわかるんだ)

ピクシー《それは近くにマスター本体と分身のエイル様がいるので混合して分かりにくいですよ》

ハル《なるほど、元は同じだから探しにくいのね》

ピクシー《はい、ベル様とエイル様の見た目は分身なので全く同じ、ハル様は身長と見た目が変わっただけで存在感自体は同じなので分かりにくいです、なので念話の接続を使って場所を特定しているようです》

ハル《逆探知してるのか》

〔わかるならセレナとルビナとハクを連れてここまで来てくれない?〕

ウリエル〔3人もですか?〕

ハル〔ハクには違う仕事をやってもらうけど、ウリエルとセレナとルビナの3人にはこの森に誰も入らないように見張ってて欲しいの、もちろんハデスにもお願いしてるよ〕

ウリエル〔分かりました、用意するものはありますか?〕

ハル〔ウリエル達は特にないかな、ただハクには部屋着じゃなくてちゃんと人前に出れる服を着てくるように言ってね〕

ウリエル〔分かりました、ハクを着替えさせないといけないため少しお時間をいただきます〕

ハル〔対処しないといけない魔物が侵略アリだからできるだけ早くお願いね、まぁ早くと言っても1時間くらいなら大丈夫よ〕

ウリエル〔侵略アリですか、大変ですね……直ぐに準備致します〕

そう言って念話が切れた

ハル《ボルトにも伝えておいた方がいいかな?》

ピクシー《もし1部でもはみ出ていた場合は報告した方がいいでしょうが、この森は全体がドルナードの国内なので報告しなくても問題ないでしょう》

ハル《そう?ならいいや、待ってる間にどうやって吹き飛ばすか考えよ、どうやるのが楽かな?》

ピクシー《後処理などを考えると吹き飛ばす範囲を結界で囲っておいて、囲った結界の中を吹き飛ばせば周りに被害が出ないので楽かと》

ハル《そっか、この範囲を吹き飛ばすには結構な威力出さないといけないから周りに木とか飛んでいったら危ないもんね、卵形の結界で森とアリの巣を囲っちゃお》

『結界』

森の下にあるアリの巣の1番下から上に卵の形をした結界で全てを覆った

{卵形なので森の上の空間も無駄に覆われてます}

ハル《これでいいかな?》

ピクシー《問題ないかと、あとは中を全て吹き飛ばすだけです》

ハル《おっけー……あとやってから思ったんだけど結界張るなら見張り要らなくない?》

ピクシー《そうかもしれませんが、森を吹き飛ばすときに結界を破壊しないと言いきれますか?どうですかマスター?》

少し圧をかけられていた

ハル《ごめんなさい》

ピクシー《もし吹き飛ばす際に近くに普通の人間がいた場合ほぼ確で死んでしまうので近付かないための見張りです》

ハル《じゃあウリエル達なら大丈夫かな?》

ピクシー《大丈夫ですよ》

(最悪蘇生できますから)

ハル《ならいいや》

その後森を出て少し待っているとハデスがやってきた

ハデス「お待たせ致しました」

ハル「大丈夫よ、ギルドはなんて言ってた?」

ハデス「ギルドマスターに伝えましたが、森には悪いが侵略アリなら仕方ない、問答無用でやってくれ、だそうです」

ハル「そう、依頼がナンタラとか言われなかった?」

ハデス「はい、恐らく私が伝えに向かったのでベル様が関わっていると判断して何も無かったのでしょう」

ハル(やべ、エイルに伝えるの忘れてた)

「そっか、ありがとう。この森の周りに結界張ってるからとりあえずハデスは適当な場所で誰も結界に近付かないように見ておいて、後でウリエルとセレナとルビナも来るからね」

ハデス「分かりました、近付かないように声をかけるだけで大丈夫ですか?」

ハル「そうね、もし注意を聞かないやつはほっといていいよ、注意を聞かないバカは死ぬだけだから」

ハデス「分かりました」

(ハル様の場合は本当にやりそうなので無理矢理にでも離れさせましょうか)

そう返事をしてハデスは移動を始めた