LNCrawler

498話 意地悪された

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498話 意地悪された

ピクシーが爆破を発動したあと少しして

ピクシー「終了しました」

ハル《結構長かったね》

ピクシーの発動した爆破は数分続き、その間複数回爆発していた

ピクシー「1度の爆破だと残ってしまう可能性があったため複数回爆破しました」

ハル《なるほどね、それで結果はどんな感じ?》

ピクシー「問題ありません、中は塵一つ残らず消し飛んでます」

結界を張っていたことで周りが一切崩れていないため、綺麗に卵形にくり抜かれていた

{穴の形はまん丸で、穴のそこは真ん中に行くにつれてどんどん深くなっている}

ハル《そっか、通りで土煙とかないのね》

先程ハル本人が爆破をした際は結界内が土煙で見えなくなっていたが、ピクシーが爆破した現在は土煙は一切なく綺麗に内部が見えていた

ピクシー「この後はどうしましょうか?」

ハル《私の方はとりあえず冒険者体験に合流かな》

ピクシー「わかりました、まずはマスターの体をお返しします」

ハル《別にピクシーがやってくれてもいいのよ?》

ハルは冗談でそう言った

ピクシー「その場合めちゃくちゃやりますけどいいんですか?」

ハル(めちゃくちゃねぇ〜)

《ちなみに何する気かなぁ?》

ピクシー(マスターの嫌がることでも言えばすぐに変わってくれるでしょう)

「そうですねぇ〜、とりあえず本体のところに行ってマスターのお母様から送られてくるドレスなどを無理やり着せましょうか、その後にそのままマスターの知り合いの所でも回りましょうか」

ハル《ごめんなさい、体を返してください》

ピクシーのその言葉を聞いてハルは即座にお願いしていた

ピクシー「マスターは変わるのが嫌みたいなので仕方ありませんね」

ハル《嫌じゃないです、今すぐ変わりたいです、変わってください》

ちなみに体の主導権を持つ人(今はピクシー)と サポートスキル 今のハル の両方の合意がないと主導権を切り替えることができない

そのため今はハルは許可しているがピクシーが拒否している状態になるので何をしても切り替わることは無い

ピクシー「さて、どうしましょうか」

手を組んで何か悩んでいるようだった

ハル《悩んでないで返してください?》

ピクシー「いえ、私が悩んでいるのは本体のマスターに着て頂くドレスを選んでいました」

ハル《悩まなくていいから!素直に変わってくれればいいのよ》

ピクシー「どうしようかなー…とか言ってみたり」

ハル《お願いします返してください》

ピクシーに意地悪されてハルはシュンとしながらお願いしていた

ピクシー「反省しましたか?」

ハル《はい》

ハルは怒られたあとの子供のようになっていた

ピクシー「そろそろかわr」

ドッカーーン!!

ハル《何が起きたの!?》

ピクシー「爆発しましたね、それもかなりの威力です」

今いるこの場所から10kmほど離れた場所にある森で爆発が発生したようだった

ハル《あっちって冒険者体験のチームが向かった方よね?》

ピクシー「はい、間違いありませんよ」

ハル《やっぱりそうよね、とりあえず行ってみよう》

ピクシー「分かりました、まずは変わりましょう」

ハル《わかったわ》

そう言って主導権を切り替えた

{元の状態へ戻りました}

ハル「とりあえずみんなに連絡かな」

『ハデス ウリエル セレナ ルビナ 念話〔もう大丈夫よ、だからいつもの仕事に戻っていいわ〕』

ハデス〔今の爆発はハル様ですか?〕

ウリエル〔今のは?〕

セレナ〔今のはいいの?〕

ルビナ〔大丈夫なの?〕

ハル〔今のは私じゃないわ、だからとりあえずハデスは戻って騒ぎの沈静化をお願い、危険はないって伝えて〕

ハデス〔本当に危険はないんですか?〕

ハル〔大丈夫よ、何かあれば私が何とかするわ〕

ハデス〔分かりましたわお先に失礼します〕

そう言ってハデスは直ぐに城へと帰って行った

ハル〔残りの3人は………やっぱりこの穴の周りを見ておいて、結界はあるけど近ずいたら危ないかもしれないからね〕

ウリエル〔お任せ下さい〕

セレナ〔了解しました!〕

ルビナ〔分かりました〕

それぞれ等間隔で穴の周りを囲っていた

ハル「じゃあ私は見に行きますか、ピクシーは原因わかる?」

ピクシー《見た方がいいでしょう》

ハル「その言い方はわかってるね?」

ピクシー《まぁ、はい》

ハル「見た方がいいってことね、じゃあ行ってみよう」

『転移』

爆発のあった森へと転移すると

ハル「あ!みんな大丈夫だった!?」

ヒュウガ「ハルさん!俺らはみんな無事です」

ハルが転移した先にはちょうど冒険者体験チームの全員が集まっていた

ハル「なら良かったわ、じゃああなた達は何があったかわかる?」

ヒョウガ「はい、あの爆発はあの子がやりました」

ヒョウガはそう言いながらハクを指さしていた

ハル「ねぇハク?私はみんなを守ってって言ったよね?」

ハク「う、うむ」

ハクはハルに威圧されて少し震えていた

ハル「なのになんであなたは逆にみんなを危険に晒してるわけ?」

ハク「り、理由があるんじゃよ!」

ハル「ほう、一応聞いてあげる、話してみて」

ハク「わかったのじゃ、ちょっと前なんじゃが」

ハクが理由を話し始めた