501話 問い詰める
501話 問い詰める
ハクがブレスを吐いたあと
ハク「フン、これでも消し飛ぶか」
ハクの眼前には竜がいた形跡は一切なく、ブレスが放たれた方向は地面ごと森がなくっていた
ハク「人化しておるからブレスは威力も範囲もかなり落ちてるはずなんじゃがな?良くもまぁこの程度で妾に挑もうと思ったのぉ。まぁ良い、妾もみんなと合流するか」
そしてハクは急いで冒険者体験チームと合流した
ハク「こっちは大丈夫じゃったか?」
ヒョウガ「こっちは大丈夫ですよ、そちらはどうでしたか?かなりやべぇ音しましたけど」
ハク「あの程度どうということは無い、妾にとっては朝飯前じゃ」
ハクは胸を張って自信満々に答えていた
ヒョウガ「ならいいんですが」
ハク「なんじゃ?妾の身を案じてくれたのか?」
冗談半分でそう言うと
ヒョウガ「ハルさんがいくら強いって言っても見た目が俺らより幼い子供に見えるんですからそりゃ心配もしますよ」
そう言うと他のメンバーも生徒も全員が頷いていた
ハク「そうか、それは心配かけたな」
そんなことを話していると騒ぎを聞き付けたハルが転移して来た
ここで時間が現在へ戻る
{498話の最後に繋がります}
ハク「ということがあったんじゃ」
ハル「なるほどねぇ〜……そもそもハクってドラゴン系呼び寄せてたんだ」
ハク「なんじゃ?知らなかったのか?」
ハル「たまにどっかいってるのは知ってたけど、寄ってきたやつを相手してたのね」
ハク「放っておいてもいいんじゃが、もし放っておいて家を壊されたらたまらんからな、よってきてるのが分かったら妾のところに来る前に相手しておる」
ハル「そう……とりあえずそれは置いておいて、なんでブレスなの?もっと他になかった?」
ハルは「そう」っと言いながらかけていた威圧を解いた
ハク「妾ができる攻撃で1番強いのがブレスなんじゃ、じゃからブレスを使ったんじゃ」
ハクはあわあわと慌てながら言い訳をしていた
ハル「見た感じハクが使える魔法とかでも簡単に倒せるはずだからブレスを使うまでもなかったでしょ、どうしてブレスを使ったの?」
ハク「龍とは親から誇り高き生物と教えられるんじゃ、そのせいで皆プライドが高いんじゃ」
ハル「それで?」
そういうハルは真剣な表情でハクに問いかけていた、ハルは威圧などのスキルを発動していないにもかかわらずとんでもなく圧を感じる
ハク「妾を狙うということはそれ相応の覚悟とプライドを持って妾の首を取りに来てると思っとる、じゃから妾も相手に敬意を払って殺すときは妾の持つ最大の攻撃で仕留めると決めてるんじゃよ」
ハル「なるほどね、はぁ……理由があるなら最初からそう言ってくれればよかったのに、ちゃんと理由があるのにそれを聞かずに怒ってごめんなさい」
ハク「大丈夫じゃ…ズズ……ちゃんと言わなかった妾が悪いんじゃ」
問い詰めてくるハルが相当怖かったらしく、ハクは手で涙を拭いながら謝っていた
ハル「後で食べたい物とか念話で教えてね、必ずお詫びに持っていくから」
『屋敷に繋がる転移門を生成』
ハルの横へ転移門が現れた
ハク「わかったのじゃ」
そう言ってハクは門を潜って帰っていった
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