LNCrawler

514話 休憩へ

転生して進化したら最強になって無双します — novelba.com · All chapters

514話 休憩へ

お昼ご飯を食べるために武器屋ミレーユを出てから城の方へ少し歩いてきた

{武器屋ミレーユの場所は王都の真ん中にある水路より内側の水路よりの場所にあるよ}

ベル(飯食ってこいと言われたものの……何食べようかな)

何を食べるかを考えながらプラプラと歩いていた

?〔ベル様、今大丈夫でしょうか?〕

ベル〔ん?大丈夫だけど、どうしたの?ハデス〕

歩いていると突然ハデスから念話がかかってきた

ハデス〔実は少し前に聖女がベル様に謁見ができないかと使者を送ってきました〕

ベル〔聖女が?なんで?〕

ハデス〔目的は私には分かりません、ですが相手が聖女ということもあり、報告させて頂きました〕

ベル〔なるほど報告ありがとう、それでその使者にはなんて伝えたの?〕

ハデス〔ベル様が帝王だということをご学友に知られたくないと思い、帝王様は現在外出中で25日には帰ってくると伝えておきました〕

今日は11月21日です

{25日は職業体験が終わった次の日です}

ベル〔それでいいよ、ありがとう。相手はなんて言ってた?〕

ハデス〔その時は聖女様に確認してきますと言って帰っていきました〕

ベル〔帰ったんだ〕

ハデス〔はい、そしてつい先程その使者が戻ってきて、帝王様が帰ってくるまで待っておきますとの事でした、なので王都のどこかに聖女がいると思います〕

ベル〔そっか、ありがとう。とりあえず少しずつでいいから謁見の準備をお願い〕

ハデス〔わかりました〕

そう言って念話が切れた

ベル(それにしても聖女ねぇ)

ピクシー《少し前に偽物がいましたが、今回のは間違いなく本物ですよ》

ベル《やっぱり?》

ピクシー《はい、1年ほど前に正式な聖女の儀式が行われ、そこで聖女が選ばれました、それから色々あって今は各国を回っていますね》

ベル《その流れでここにも来たと》

ピクシー《そうなりますね》

ベル《なら謁見も適当に受け答えしてたらいい感じかな》

ピクシー《ですね、一応瘴気がなんたらとあると思いますが、この国では一切関係ありません》

ベル《…え?ちょっと待って?瘴気ってこの世界に存在したの?》

かなり驚いていた

ピクシー《はい、普通に存在してますよ、瘴気を浄化するために聖女がいるのですから》

ベル《瘴気って目に見えるよね?》

ピクシー《はい、煙のように漂っているものもあれば、瘴気が集まって魔物に昇華する時もありますね》

ベル《だよね、でも俺この世界に来て1回も見た事ないんだけど》

ピクシー《まぁそうでしょうね、だってマスターが近付くだけで瘴気が消し飛んでますから》

ベル《はい?》

ピクシー《ですからマスターが近付くだけで瘴気は消し飛びます》

ピクシーの言っていることをベルは理解出来ていなかった

ベル《……何それ、そんなの俺知らないんだけど》

ピクシー《聖属性の適性を持ってる人も同じ現象が起きます、なのでマスターだけって訳では無いですよ?》

ベル《全く同じ?》

ピクシー《いえ、マスターの場合は大量の魔力と神力が合わさり、この王都分くらいの広さなら居るだけで瘴気を浄化しますよ》

ベル《普通ならどうなの?》

ピクシー《普通なら半径1mくらいの広さで、本当にされているのか分からないぐらい少しずつ浄化されるだけですね》

ベル《強化されすぎ!そんなだったら俺が聖女みたいじゃん》

ピクシー《まぁいいじゃないですか、本職の聖女が浄化を発動するよりもマスターが普通に生活して勝手に浄化している方が強いんですから、それに冒険者仲間から純白の聖女とか言われてますし》

ベル《全力で否定します!》

そう言ってピクシーとの会話を無理やり終わらせた

ベル(ほんと冒険者達も馬鹿だよね、俺なんかを聖女とか言ってさ)

そんなことを考えながら歩いていると

?「そこのお嬢さん、今時間は大丈夫かしら?」

話しかけられた当の本人はキョロキョロと周りを見渡していた

?「あなたですよ、白い髪が素敵なお嬢さん?」

ベル(周りみても白い髪の人いないから俺か、お嬢さんって)

「あ、私ですか?」

?「はい、今時間って大丈夫?」

ベル「大丈夫ですけど、どうしました?」

金色の綺麗な髪の女性が話しかけて来た

?「お嬢さんはここに住んでる人かしら?」

ベル「まぁ一応そうですね」

?「なら良かったわ、お嬢さんが知ってたらでいいんだけど、良い宿ってどこか分かる?」

ベル「良い宿…ですか」

?「そう、知ってる?」

ベル「色々知ってますよ、予算がどのくらいかお聞きしても?」

?「お金なら沢山あるから1番いいところでお願い」

ベル「少し高くてもいいのならあのお城の近くにスターライトっていう貴族などが泊まるために作られた宿がありますよ」

?「そうなの?なら行ってみようかしら」

ベル「良い代わりに1泊の料金が高いのでお気をつけて」

?「ちなみに1泊いくらかわかる?」

ベル「確か1泊1人あたり大金貨1枚ですね」

?「意外とするわね」

ベル「5人なら1泊大金貨5枚ですけど大丈夫ですか?」

?「1泊大金貨1枚じゃないの?」

キョトンとしていた

ベル「1人1泊大金貨1枚です、なのでお姉さんと後ろにいる従者4人を合わせて5人なので1泊大金貨5枚になりますよ」

?「そうだったのね」

驚いていた

ベル「ただその分サービスも警備もかなりしっかりしているのでその値段に見合った価値があると思いますよ」

?(予算に余裕はあるけど、かなり大きいわね)

「ありがとう、とりあえず行ってみるわ」

ベル「はい、店の前に大きく看板がありますが、分からなければ城の門番にでも聞けば教えてくれますよ」

?「わかったわ、ありがとう。優しいお嬢さんに最大限の祝福があらんことを」

そう言って女性は離れていった

ベル(まさかこんなすぐに合うことになるとは)

「まぁいいやご飯ご飯」

その後ベルは適当にご飯を食べて武器屋ミレーユへ戻った