544話 テレス達と冒険者体験へ⑥
544話 テレス達と冒険者体験へ⑥
テレスたち3人は魔物が目視できるほどの距離まで近づいた
テレス「誰が試してみる?」
テレスがそう聞くと
ミーファ「じゃあ魔法だと私が1番威力が弱いから、私が試してみるね」
レミア「いいよ」
テレス「ミーファね。じゃああの魔物に適当に魔法を撃ってみて」
ミーファ「なんでもいい?」
テレス「…やっぱりさっきと同じ魔法でお願い、その方がさっきと比較できるし」
ミーファ「わかったわ、いつでもいい?」
テレス「いいわ、ミーファの好きなタイミングでお願い」
ミーファ「じゃあ、やるよ」
『アイスアロー』
ミーファの手元に冷気が集まり、一瞬のうちに鋭い氷の矢が形作られた。その矢は氷特有の青白い輝きを放ちながら、風を切る音と共に一直線に目標へと飛びだした
矢は迷いなく目標を捉え、標的の頭に正確に命中
ミーファ「当たったけど、どうだろう?」
テレス「とりあえず様子を見てみましょ」
そのあと少し見ていると
ミーファ「動き始めた!」
テレス「じゃあ1人だと倒せないんだね、今度はレミア、さっきと同じ魔法を撃ってみて」
レミア「任せて!」
『ロックバレット』
レミアの手の中に浮かび上がるように複数の石の弾が出現し、それらは光の尾を引きながら、一瞬の迷いもなく目標に向かって放たれた
弾は鋭い音を立てながら空気を切り裂き、頭部、体、手足の狙いを外すことなく全ての部位に命中
レミア「どうだ!」
レミアの魔法が命中してから少し観察していたが、今度は動き出すことはなく、無事に倒すことができたようだ
テレス「中級魔法なら2人で撃てば倒せるんだね」
ミーファ「みたいだね、一応安全のためにどのランクの魔法からなら1人で倒せるのか試してみましょ」
テレス「そうね、そうしましょうか」
そう提案されて、実行に移そうとしたとき
ベル「一応伝えておくね。迷宮は1層進むごとに少しずつ魔物が強くなって、この迷宮だと10層がボス部屋になっているんだけど、そこをすぎたらさらに強くなるから気をつけて」
テレス「じゃあここで試しても意味は無い?」
ベル「そうだね、どのくらいで倒せるのかだけ把握出来たら進んでいいと思うよ」
テレス「わかった、じゃあ進みながら魔法のランクを上げて戦ってみたらいいんだね」
ベル「そうだね。ちなみにテレスたちは最高ランクでどのくらいまで使えたっけ?」
テレス「私は、少しだけだけど超越級まで使えるよ」
ミーファ「私も超越級だよ」
レミア「私も超越級まで!」
ベル(まぁそうだよね、そこまでしかまだ教えてないし)
「じゃあボス部屋のみ超越級と究極級の魔法を使うことを許可します、それ以外は周りも危険になるからダメ」
テレス「わかったわ、気をつけるよ」
ミーファ「使っていいのは超級までね」
レミア「わかった!」
ベル「それじゃあ進んでいいよ、もし何かあればまた言うよ」
テレス「わかったわ、じゃあ進みましょう」
そう言ってさらに奥へと進み始めた
投稿初期に出てきたものや、設定は少しづつ修正される傾向にあります
ちなみに今回もその1つが含まれている