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547話 ボス部屋での試練

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547話 ボス部屋での試練

Xでも同じことを聞きましたがここでも

私の書き方ってセリフの前に名前を入れているけど、辞めた方がいいかな?

それについて複数回、読者様からの意見を貰っています

もし改善した方が良くなるなら、そうします

(名前を入れている理由は私が読み返した時に分かりやすくするためです)

{ちなみに↑のこれはほんの少し手間は増えますが、簡単に解決します

10階層のボスを倒した後、テレスたちはベルの予想通り、一度も攻撃を受けることなく30階層のボス部屋前へと到着した

テレス「ここがベルくんが言ってた、私たちが1度も攻撃を受けないで行ける最後の階層ね」

ミーファ「気合を入れて頑張りましょう」

レミア「ここまで来れたから最後まで頑張ろう!」

テレス「そうね、ここでもし攻撃を受けてもダメなのよね?」

ベル「うん、30層のボスを倒すまでが課題だよ」

(ちょっと余裕すぎたかな)

テレス「了解、じゃあ気を引き締めて行くわよ!」

ミーファ「うん」

レミア「行こう!」

ベル(……)

テレスたちはそれぞれ気合を入れて、ボス部屋へと入って行った

部屋に入ると、辺りは真っ暗だった。しかし、扉が閉まると同時に壁の松明が順番に灯り、最後の松明が灯った瞬間、部屋の中央にボスが出現した

ベル「っ!?……課題停止!こいつはダメ!」

テレス「え!?どういうこと?」

ミーファ「何か違うの?」

レミア「何事!」

ベル「こいつはボス階層にたまに現れるレアボスってやつ、さっきまでのボスとはレベルが違う!」

ベルはかなり焦った様子で、テレスたちにそのことを伝えた

テレス「私たちでは勝てない?」

ベル「勝てなくはないけど、油断すると危ない」

テレス「そんなに!……じゃあ気合いを入れn」

テレスが言い終わる前に、ボスがこちら目掛けて攻撃を仕掛けてきた

{テレスたち3人は、ベルの課題停止の言葉に驚いてその場で立ち止まってしまっていた}

ベル「っ!」

『転移!』

ベルは手を伸ばし、テレスたち3人をボス部屋の反対側へ飛ばした

ベル「ぐはっ!」

だが、ベルはテレスたちを転移させたことで回避行動が遅れ、ボスの攻撃をまともに受け、壁へと吹き飛ばされた

衝撃で壁が大きくひび割れ、鈍い音が響いた

テレス「えっ、嘘……ベルくん?」

ミーファ「べ、ベルくん?」

レミア「ベルくん、大丈夫なの!?」

ベルはボスの攻撃を受けて壁に激突し、そのまま動く様子がない

テレスたちは息をのんでベルを見つめ、驚きと不安が入り混じった表情を浮かべていた

レミア「ど、どうしよう! 2人とも、ベルくんが起き上がらないよ!」

口元を押さえたレミアの手は小刻みに震え、その瞳には不安の色が滲んでいた

テレス「だ、大丈夫よ、レミア。ベルくんが……ベルくんがこんなことで簡単にやられるはず、ないもん……!」

テレスの声はわずかに震えていたが、それでも必死に冷静さを保とうとしていた

ミーファ「ど、どうするの……?」

ミーファは、レミアが完全にパニックになっているのを見て、自分まで取り乱してしまえば状況がさらに悪化すると分かっていた

そのため、心配でたまらないが、震える声を必死に押さえつけ、冷静を装っていた

テレス「ま、まず私とミーファでボスをできるだけ引きつける。その間にレミアがベルくんを見てきて」

ミーファ「…わかったわ」

レミア「で、でももしベルくんが!」

ミーファはレミアがすぐに動けないことを察し、1人でボスを引きつけに行った

テレス〔少しの間、お願いね〕

「大丈夫よ、レミアもいつものベルくんを見ているから知っているでしょ?このくらいどうってことないよ。たまたま当たりどころが悪くて気を失っただけだと思う。だから安心して」

(…本当に大丈夫……だよね?)

ミーファ〔うん〕

レミア「そうだけど……もし」

レミアは言葉に詰まり、目から涙が溢れ始めた

テレス「これはレミアにしか頼めないの。私たちの中で1番強い回復魔法が使えるのはレミアでしょ。だからお願い」

レミア「…頑張る」

決意を固めたものの、涙は止まらず、こぼれ落ちていった

テレス「うん、レミアはベルくんの容態の確認、それから回復魔法で回復して。その後に次を指示するよ」

レミア「うん!」

そう返事をしたものの、レミアの手はまだ震えていて、涙を拭いながらも不安そうにボスの動きを確認し、すぐに走り出した

レミア「ベルくん!ベルくん大丈夫!?」

『完全治癒!』

体を揺すったりしたが反応はなかった

レミア「と、とりあえず息、息してるか確認しなきゃ」

そう言ってレミアは震える手をベルの口元へ手を近づけた

レミア「っ!大丈夫!ベルくん、ちゃんと息してるよ!」

息をしていることを確認し、レミアは安堵のあまり大きな声でテレスとミーファにそう伝えた

それを聞いたテレスとミーファの顔には、張り詰めていた表情がわずかに和らぎ、少し笑顔が戻った