3-11
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行為そのものが、初めてなのは解るが、色気がな。 これは、他の男に、見せるのが、勿体無い。我は、自身を捩じ込みながら、考えた。「っ、ぃっ…はぁ…ぁっ…」「もう少しだ」手で頭を撫で上げ、唇をなぞっていく。 犯している相手は七大天使なのに…。「んっ、あっ…っ…」「いい子だ。挿入ったぞ」そう、耳元で囁き。 今、まさに一体で繋がっている。この、大天使と自分。我は、ゆっくり、動いた。 与えられる刺激に、反応し、彼は、甘い声を漏らしていく。 「んっ、あっ…ゃ、ん…」「中も中で、厭らしい音を奏でる」「あ、ふぅ…」徐々に、動きを速めると、締め付けが良くなる。これはこれで、慣らしていくのが、楽しみだ。羞恥に染まる顔が、たまらなく、見ていたくなる。『貴方は、何時も…上の空で、御座いますね』ふっと、亡き妻の言葉が、甦った。『跡取りを残す為とはいえ、家の為に、契りを交わす必要があったのか、私には、不明で、御座います。しかし…貴方は“プリゾ”の宿命に、購えない』だとしたら、ソナタは、政略結婚の為に、道具にされた女だ。それを、意味するものは、ソナタが、解っているだろう。“プリゾ”は、魔王の右腕として、代々、株(くいぜ)を、守ってきた家系。魔界貴族最高峰“ティーベル”に、並ぶ家柄だ。勿論、妻は、一人とは、限らないのを、知っていた筈。なのに…。一人の妻とは。ー…笑える。この世は、森羅万象に、従い。見えない掟に、従う場合がある。我が、魔王の右腕なら、尚更だろう。ちらりと、ウリエルに、視線を落とせば、頬が、紅潮している。何と、初々しい。こんな姿を、契りを交わす相手に見せたら、我は、間違いなく、天界に、影響を出しているの間違いなし。だから、頼むから。そんな表情を見せてるのは、我だけにしてくれ。